新千歳空港で実施している、JALのおもてなし|カフェ・ミナプル 開催報告

今回のカフェ・ミナプルでは、株式会社JALスカイ札幌の髙橋 つかささんをゲストにお迎えし、「新千歳空港で実施している、JALのおもてなし」をテーマにお話しいただきました。講演では、カウンターや搭乗口といった空港の最前線で働くグランドスタッフの業務内容や、心温まるおもてなしの工夫が紹介されました。さらに、ヌプㇽへの出向体験談を通して、JALと地域が連携したユニークな取り組みについても語られました。

目次

開催内容

テーマ 新千歳空港で実施している、JALのおもてなし
講 師 髙橋 つかさ(JALスカイ札幌
聞き手 白川 勝信(登別市観光交流センターヌプㇽ 学芸員)
参加者 23名(内、オンライン4名)
おかし あん丸の里(月寒あんぱん)

空港の「顔」としての想いと経験

まず、ゲストの髙橋さんが、水泳の全国大会で3位入賞を果たした経歴を持つアスリートとしての一面や、休日の過ごし方など、親しみやすい自己紹介で場を和ませました。小学4年生の時に抱いた「JALの空港職員になりたい」という強い憧れが、専門学校への進学、そして昨年度半年間にわたるJALへの出向プログラムへの参加に繋がったという自身の経験を披露。空港という場所と、そこを行き交う人々への温かい想いが語られました。

グランドスタッフの仕事と「おもてなし」の工夫

講演では、グランドスタッフの多岐にわたる業務内容が詳しく紹介されました。カウンターでの搭乗手続きや搭乗口でのアナウンス業務はもちろん、保安検査場やラウンジでのサポートまで、お客様の安全で快適な空の旅を支えるプロフェッショナルな仕事ぶりが伝えられました。また、季節に合わせた装飾や、子ども向けの折り紙飛行機教室の開催など、マニュアルだけではない、心に寄り添う「おもてなし」を実践するための様々な工夫についても語られました。

JALと地域を繋いだ出向体験

後半は、ヌプㇽの出向期間中に企画・実施した地域連携の取り組みについて報告しました。地獄谷での花火イベントや、ヌプㇽでの、アイヌの衣装を着用した記念撮影会、ノベルティグッズの配布など、登別の魅力を発信する多彩な活動を紹介。ロゴの使用許可など、企業の一員としてプロジェクトを進める上での舞台裏のエピソードも交えつつ、地域と企業が手を取り合うことで、旅の体験がより豊かになる可能性が示されました。特に、登別との提携が実現した際のエピソードは、参加者に深い印象を残しました。

イベント概要

日時 2025年9月10日(水)18:30〜
会場 登別市観光交流センターヌプㇽ

主催 登別市観光交流センターヌプㇽ 友の会 ミナプル
協力 登別国際観光コンベンション協会
特別協力 JALスカイ札幌・日本航空株式会社

カフェ・ミナプルは、登別ときめき大学の連携講座です

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